2012年1月31日火曜日

1月28日〜気仙沼にて〜

1月28日、気仙沼市唐桑町大沢地区にて鴨ラーメンの炊き出しを行いました。
もともとは復興祈念花火大会のついでみたいなもので行かせて頂いたのですが、震災直後、何かしようと思っても何をしていいのか、何が求められているのかわからずに、行動できないままだった心のしこりを取りに行くような気持ちでした。


福知山から来た私たちを、快く受け入れてくださった皆さん。
わざわざ看板までつくっていただきました。



実際のところ300食の炊き出しをやったことがないので、少し不安な部分もありましたが、たくさんの方にご協力いただき、花火があがる直前の絶妙のタイミングで完食となりました。本当にありがとうございます。

この炊き出しで「美味しい」と言われることがこんなにも嬉しいことだと、改めて思い知らされました。

そしてメインの花火へ。僕には被災した人たちの気持ちなど、とても推し量れるものではありませんが、様々な事を思い、涙する方もおられたようです。

NHKなどいろいろなところから取材が来ていました。

最後には慰労会を開いていただき、三陸の魚、蛸、わかめや気仙沼ホルモンなども食べさせていただきました。めっちゃおいしかったです。


こうしてたくさんの方達との楽しい夜も更けていき、翌朝、南三陸町や気仙沼の町を見てまわりましたが、そこにはテレビや新聞なんかでは到底伝えきれない程の津波の凄まじさがありました。

この状態からの復興が本当に可能なのかと思ってしまうぐらいのものでしたが、町はなくなっても、そこにいる人達は明るく楽しい人達ばかりで、少しずつでも前に進んでいっているのを感じました。
また会いにいこうと思います。

2012年1月21日土曜日

1月21日〜かぶ〜

最近は雨が続きます。
そろそろカブの収穫なのですが、いまいちこぶりなものばかりです。

穫れたかぶは、おろしにして鶏せせりにポン酢をかけてお出ししています。
大根おろしに比べ、しっとりとした甘みがあり、ふわふわとした食感が特徴です。
好きな人はけっこうはまるかも知れません。

2012年1月9日月曜日

1月9日〜生ごみ処理機〜

生ごみ処理機を買いました。
今までのように直接土に還すやり方では、量が多く中々還元しにくかったのですが、これですぐに使える有機肥料にできます。

飲食店としては当たり前のことですが、私たちは生ごみを出す責任を負わなければなりません。
それは普通の飲食店であれば、お金を出して処分してもらうということになるわけですが、幸いにも私たちはそれを有意義に使える畑があります。

おいしいものをつくるためには、普通の家庭なら使えるところも捨てなければならない時もあります。それはお金を頂いているのだから当たり前のことなのですが、そうした時にこれだけのゴミを出してまでつくる価値があるものなのかを考えます。

以前、首都圏で一晩で出る残飯の量は、アジアの平均的な食事量で500万人の1日分の食事に相当するということを聞いたことがありますが、これは社会の風潮やエコやロハスといったある種の流行ではなく、真剣に考えなければいけない問題だと思います。特に食事を提供する店なら尚更です。

ですが、実際問題なかなか難しいもので、なんでもかんでも畑の肥料にすればいいものでもないですし、私たちがゴミの分別したり、生ごみを処理したところで社会や地球にはおそらくなんの影響もないと思います。しかし、そうした小さな意識の集積が重要なのだと思い、地道に続けていこうと思います。

新年早々、そんな事を考え電気屋に走りました。

2012年1月5日木曜日

1月5日

新年あけましてあめでとうございます。
例年通り、本日5日より営業を初めさせていただきます。

今年も皆様にとって美味しい年でありますようご祈念しております。

福知山も恵比寿のお店もよろしくお願い申し上げます。